ナンパ師がガンシカされるのはブラック企業でガラスの灰皿が飛んでくるくらい日常茶飯事ですが(゚∀゚)、それ以上の仕打ちを受けていることをさも当然のように語るナンパブログが巷には溢れ返っております。
ナンパとはなんと恐ろしい業界でしょうか。
「舌打ちされた」「キモいと言われた」「死ねって言われた」「罵倒された」…なんて過酷な世界だろう、普通に生きていればブラック企業以外ではそうそう罵倒されることはありません。
しかし私はまだ、舌打ちもキモいも死ねも罵倒も一度もありません。
自分は運がいい、恵まれてると思っていましたが、トンだ勘違いだってことに最近、気がつきました。
そもそも罵倒されるくらい接していない
…これです。
チョロっと声掛けしてガンシカ。「すいません、こんばんは」程度の声掛けしかしてないから大した反応が返って来ないだけのことなんです。
このことに気付いてから、もっと突っ込んで話をする、ガンシカされても着いていく、ウザがられてもめげないを実行していますが、未だに大した反応が返ってきません。
「粘った気になっている」だけなんでしょうね。
付きまといまで行くと犯罪ですが、ガンシカ崩しをするためにもっと粘らないと。それでオープンする場合もあるし、罵倒される場合もある。
ガンシカのまま、そのまま一緒に5km歩きましたってなりませんからね、普通w
そんなもんそのままホテルに入ってるわってw
だからもっと攻めたい。
しかしなかなかそこまでいかんのです。
道中、寒くてしかたがない
都会的なOLとかキレイめなギャルとか、ガンシカされてそのまま着いていくのが寒くてしかたがない。
歩いてすぐオープンしないと途中でメンタル折れます、ポキっとな。
凄腕ナンパ師の皆さまにおかれましては「そもそもガンシカされないようにすればいい」…つまり自信を持って堂々と男らしくすればガンシカは起きにくいという超理論を唱えます。
120パーおっしゃる通りですが、こちとら初心者でメンタルがその域に達していない修行中の身。
なので今の私にはちょっと無理だから、次。
ナンパ師によっては「ガンシカされてからが勝負。必ずオープンしてみせるw」…今の私にはこっちのほうがまだ挑戦しがいがあるっていうか、ワシもやったるでぇ~って勇気が湧き上がってきます。
しかし都会的なOLやキレイめギャルと平行トークならぬ平行歩きをしていても、全くオープンする気配がなく、ただただ寒くてしかたがないという心境になってくるのです。
あ、そーいやきのう声掛けた子…、
おれ「(話が)スベって本当に寒いねーw」
女の子「天候のせいですかねw」
…ってw
これ今度スベった時のリカバリで使ってみよw
そもそも声掛けたのかすら分からない
ストナンしてると他のナンパ師を見かけることがあります。
明らかにナンパ師だと分かる人もいれば、普通の通行人かと思いきや、いきなり声掛けする人もいます。
きのうは「いきなり声掛けする普通の通行人」を見ました。
全くそんな素振りもなくフラっと声を掛ける感じで、あまりのナチュラルさに驚きました。
しかし声を掛けたのかどうかも分からない感じで、女の子が反応しないとすぐ、1秒いや0.5秒でフラっと去って行きました。
私はナンパしてる人がいると、どんなふうに声掛けしているか観察しますが、本格的な観察がはじまる間もなく風とともに去って行ったのです。
その人は恥ずかしさでいっぱいだったのかも知れませんが、私から見て「それ始まったばっかじゃん、そこから粘るところでしょ」って感じなんです。
でもね、たぶん私も同じことをしている。
そこで「あ、そうか!」と気づいたんです。
ガンシカされると恥ずかしさでいっぱいになってすぐ諦めますが、以外と世間は「そこで攻めなきゃどーすんのw」って見てるもんです(知らんけど)。
…街に出て坊主(収穫なし)でも、なんかしらの気付きがあるんだなと思った次第です。
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